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2022.04.20
小野義徳の『社長の机』 第12回【CARRION】

みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。

当社は自宅型の「Home Style」と、出社型の「Office Style」の2つの働き方があり、このブログを通してこれまでに何度か当社の働き方に関して触れてきました。
※リモートワーク手当などの福利厚生に関しましては「こちら」からご確認いただけます。

私も将来は西へ戻って、リモート社長…リモートクリエーター的なスタイルで仕事ができるような環境をラセングルで運営できたらなぁ~と考えています。

では実際に、『どんなツールを使って働く環境を変えていっているのか』という点について、先日、当社経営管理室の山根のインタビューが掲載されました。ぜひ、ご一読いただけたらと思います。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2204/05/news006.html

この中でも触れておりますが、こういったツールを使うことで開発業務に影響が出ないようにPCとは別に専用の端末としてiPadを社員全員に支給しています。この写真は、そのごく一部です。

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また、東京を中心とした関東圏という地域に縛られない働き方を進めていく中で、福岡在住の方にも社員になっていただけました。
※念のための補足ですが、もちろん、福岡に住まわれたまま業務をしていただいていますよ(笑)

これからも、オフィスが東京にあったとしても、東京、関東、日本…というような視点で可能性を閉じてしまうことなく、世界中にいる『私はゲームが創りたい!』という人の気持ちに応えられるゲーム会社というものを考え続けていきます。

もちろん、対面やアナログで会う事の効果も理解しています。
そういう場もオフィスの場を持つことを始めとして、“集まる”という環境や仕組み作りも始めています。

ラセングルの働き方に興味のある方や、『私はゲームが創りたい!』というお気持ちのある方は、ぜひ「こちら」をご確認いただき、候補の1つとしてご検討いただけますでしょうか。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

さて、第12回目は【CARRION】です。

【!】ご注意【!】
ここからは【CARRION】というゲームについての話となります。
ホラー作品や、ショッキングなもの、グロテスクなものなどが苦手な方は、ここで引き返してください。
【!】ご注意【!】

 

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【CARRION】は、サイドビューのアクションパズルゲームです。

プレイヤーは、『謎の生物』となって、自分を閉じ込めていた研究施設から脱出するのが目的です。

この『謎の生物』なのですが、まぁ~グロテスクでありまして(笑)
タコの腕と大量のミミズの集合体に、牙のついた口が複数ある…というような、もう、どう考えても触られたくない感じの真っ赤な生物でして。

どこまでが体で、どこからが腕かも解らないような真っ赤な『謎の生物』として、常に不安定にウネウネと動き、壁や天井にもスタッと張り付き、換気用の細い通路の中などもスルスルと入っていけます。

ゲームとしてその操作性は快適で、触手(?)を伸ばして重力を気にすることなく縦横無尽に空間を移動できます。

プレイヤー=『謎の生物』の目的はこの研究施設からの脱出ですが、研究施設の職員や戦闘員、ロボット、ドローンたちは邪魔をしてくるし、施設自体にもたくさんのドアやスイッチ、センサーに反応して閉まる通路、人間でないと反応しないセンサー…などなど、様々な仕掛けがあって、簡単には脱出できません。

さて、どうするか?

天井裏にある、換気用の細い通路をスルスルと通り、職員や戦闘員が背中を向けた瞬間、音もなくスタッと床に降り、たくさんある触手とたくさんある口を使って…あっという間に、血の海です。

そして『謎の生物』のHPを回復する手段は、まぁ、ご想像の通りだと思います。

そういったホラー映画の定番的な『静』の動きもできますが、あえての正面突破で強引に進めることも、触手で掴んだ人間やドローンをメチャクチャに何度も何度も壁に叩きつけて破壊するというような『動』の動きもでき、気分次第で緩急をつけてプレイできます。

とはいえ【CARRION】の基本はアクションパズルゲームですので、何も考えずに複数の敵が待ち構えているところに正面から挑むとアッサリと蜂の巣にされて返り討ちにあうことも多いです(笑)

「どうやったら相手の裏をかけるだろうか」、「どうやったら1人1人始末できるだろうか」、「どうやったらまとめて始末できるだろうか」ということを考えていくと、天井や床下、背後から音もなく忍び寄るとか、ドアを全力で吹き飛ばしてドアを使って一網打尽にするなど、自然とホラー映画のようなシチュエーションを楽しめます。

施設の階層や部屋、通路などにランダム性はなく、創り込まれたマップやギミックを、『謎の生物』のスキルを使ってどうやって解いていくか…という点でも頭を悩ませることになりますが、それほど難しいものはなく、セーブポイントも多めで失敗しても気軽に再挑戦する気持ちになれました。

物語としては、『謎の生物』自身が話すようなことはなく、イベントシーンの様なものがたくさん用意されているものでもないのですが、プレイしていると「何となくこういうことかな」とプレイヤーが想像できるくらいの情報量はあり、研究施設を脱出した『直後』のことも、エンディングとして表現されています。『その後』に関しては明確に表現されていないのでプレイヤーごとに想像するしかないのですが、アレコレと妄想を楽しむ余地があるともいえますね。

また、【CARRION】はピクセルアートで表現されているからこそ、『謎の生物』もあっという間に真っ赤に染まる研究施設も、画面の中では抽象的なはずなのに、頭の中では具体的でリアリティがあるものをついつい想像してしまうこともありました(笑)

重力を気にすることなく、天井や壁を使って縦横無尽に移動する気持ちよさ。
天井裏や床下から、相手に気付かれないように忍び寄るスリル。
謎解きは程よく頭の体操になり、予想通りの手順で解けた時の喜び。
圧倒的な力を駆使して一方的に敵を叩きのめす、非情さ。
ホラー映画の悪役側を演じているような、背徳感。

【CARRION】は、そんな体験をさせてくれるゲームでした。

それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

小野義徳 Twitter