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2022.04.08
社長の机
小野義徳の『社長の机』 第11回【Young Souls】

みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。

4月は、出会いと別れの季節ですよね。
特に学生の方であれば、環境がガラッと変わる時でもあると思います。

新しい環境に移っても、昔馴染みの友達と放課後に通い慣れたゲーセンに集まったり、新しい友達と別のゲーセンに行く様になって、そこでまた新たな友達が増えたり...という『ゲーセンで知り合った友達』というのは、昭和の文化かもしれませんが(笑)

いつ友達になったのかハッキリ思い出せないパターンもあれば、明確に『あのゲーセンで、あのゲームをやっていた時に話しかけられて』とハッキリ覚えているパターンもあり、そういうゲームって、何十年経っても忘れないから不思議なものです。

もちろん、ゲーセンだけではないですね

大昔、バンダイのエルピットっていう当時の最先端のチップLSI(って謡っていたかなぁ??)が入った『ゲーム玩具』が出ていました。
超合金という『モデル玩具』でエキサイトしていた小野少年は、「大人が薄暗い喫茶店で(当時ではまぁまぁ良い値段の)100円を入れないと遊べないインベーダー」が家で遊べる『ゲーム玩具』の存在を友人宅で知った時の衝撃は忘れません。
あ、今、友人って書きましたが、この『ゲーム玩具』に出会うまでは友人じゃぁなかった...と思います(笑)そのエルピットシリーズに触れたくて、毎日彼の家へ遊びに行っていた記憶が蘇ります。

みなさんにも、『あのゲームがあったから友達ができた』という、思い出のゲームはありますか?
桜が咲くと、ふと、そんなことを考えます。

さて、第11回目は【Young Souls】です。

小野がYoungな頃、ゲーセンで、ベルトスクロールアクションを友達と全クリするまで頑張っていたことがありまして。
上手い人のプレイを後ろから観たり、友達とアレコレ作戦を練ってボス戦を突破したり...、まぁ、最終的には、いつも両替機の前で『今日はここまでにするか...、それとも明日の朝ごはんは家でガッツリ食べて、昼食は水だけで耐えるか...』とポケットの中の500円玉を握りしめていた日々は、ゲームに対する1プレイの集中力も凄まじいものがあったと思います(笑)

イメージ画像

【Young Souls】は、ベルトスクロールのアクションRPGです。

ベルトスクロールアクションとしてはオーソドックスで、アクションRPGなのでレベルアップ要素もあり、誰でもすんなりプレイしやすいと思います。

物語は、孤児として生活をしていた少年・少女の二人と、その養父を中心に展開されていきます。

少年・少女は、毎日に学校に行き、清く正しい生活を送っている...とはいいにくい状況にあります。
社会や周囲に馴染めず、養父に素直になれず、やり場のない怒りや悲しみ、心の葛藤と成長が、ある事件をきっかけとして丁寧に描かれていて、エンディングまで一気にプレイしてしまいました。

シングルプレイの場合は、この少年・少女を切り替えながら戦っていくことになります。バトル中は、少年か少女か、どちらか1名をプレイすることになり、画面には操作キャラは1体のみとなります。
ネット環境を使えば、他のプレイヤーと『二人同時プレイ』ができるので、その場合は切り替えでなく、プレイヤーAは少年を、プレイヤーBは少女を操作するような形になりますので、画面には、操作キャラが2体いることになります。
※私がプレイしたのはPC版です

シングルプレイの場合は、『少年・少女の切り替え』を上手に使うことが1つのポイントになっています。例えば、少女側は状態異常付与の装備編成にしておいて、少年側は特定の状態異常の敵にダメージUPの装備編成にしておくと『少女で敵を殴り状態異常にさせる→少年に切り替えて、状態異常になった敵を殴る→新しい敵が来たら少女に切り替えて状態異常にさせ→また少年に切り替えて...』というプレイができます。

ネット環境を使って他のプレイヤーと『二人同時プレイ』の場合だと、少女→少年の切り替え操作がない分、よりスピーディーに敵をボコボコにできますね(笑)

【Young Souls】はRPG要素もあるので、レベルを上げることでパラメータも上がっていきます。難しいステージがあっても『レベルを上げればなんとかなるかな』という気持ちになれるので、純粋なアクションの腕前だけの勝負ではない、ある種の安心感もあります。また、時々もらえるフィットネスジムのチケットを街のジムで使うことで筋トレ(ミニゲーム)をして、任意のパラメータを伸ばしていくこともできます。

武器や防具にもそれぞれの特徴があり、装備することで見た目も変わるので、プレイスタイルの好みと見た目の好みで悩むこともありました。見た目を優先して、あえてその時点での最強武器を使わずに戦い続けたりとかも(笑)

全体的な難度としては高めなのですが、このゲームはオプションでかなりのところを変更できます。
難度をイージーに変えられるなどはもちろんのこと『自動ブロック』や『プレイヤーの攻撃速度』、『敵の攻撃速度』、『スタミナの回復速度』や『アクセサリーのクールダウン速度』などなど、かなりアレンジが可能です。

自分の腕前やゲームバランスの好みに合わせて細かく調整したり、他のプレイヤーと『二人同時プレイ』の時は相手とどういう風に遊びたいかで調整したりできるのは嬉しいですね。

例えば一緒に遊ぶ人がアクションゲームがあまり得意でなくてもオプション設定で、『難度:イージー』、『自動ブロック:ON』、『攻撃時ブロックをキャンセル:ON』 にして、装備で『全ての種類の攻撃をブロックする。』という性能を持った重い盾系を装備していれば、ほぼ全ての攻撃を自動でガードしてくれるようになり、攻撃だけを考えてボタンをバシバシ押しても、気持ちよく『ベルトスクロールアクション』体験ができます。
※装備の重量も影響があるゲームなので『重い盾系』を装備した場合のデメリットもありますが、この設定にすれば攻撃をほぼ全部防げるようになりますので、他を防御力の低い軽装にするなどで重量のバランスを取ることもできます

アートスタイルも中間色をベースにし、キャラデザインや背景デザインともマッチしていて、とても美しい表現でまとめられています。街やバトルでの細かい演出、エフェクトとのバランスなども含め、アクションゲームとしてだけでなく、少年・少女の物語としても、この中間色をベースとしたアートスタイルが魅力的でした。

もしも私が学生なら、『今日こそ【Young Souls】を全クリしようぜ!』、『新しい装備編成とコンボパターンも試してみようぜ!』と、友達に連絡していたことだと思います(笑)

それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

小野義徳 Twitter