みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。
前回の『社長の机』では、現在のラセングルの働き方に関して少し触れました。
現状の世の中の環境からの影響もありますが、もう一方では私を含めて社員全員のライフスタイルの多様化に向けても考える機会だと思っています。
リモート型勤務が世の中で稼働し始めてだいぶ時間が経ったと思います。その中で「ワーケーション」という言葉も日本国内でも聞くようになりました。
私が海外で席を持っていた10年くらい前から「Workcation」という言葉は出ていましたが、THE 昭和人間としては、その言葉に乗ることがありませんでした。仕事と私事との切り替えが出来ないんじゃぁないかと...。
でも、先日、ちょっとだけ週末にそれをやってみました。
週末なので、なんちゃって「ワーケーション」ではありますが、仕事と私事をテクノロジーを使うことで両立出来るのか?という実験を。
結論...「できるかも」。
まだ数日という事と、週末だけっていう短いサンプリングなのでなんとも言えませんが、ラセングルのHome Styleという働き方の延長として、休暇という充電をしながらアウトプット(放電かな?)をしていくというStyleも不可能ではないなぁ?と。
ここは、社員の方々ともバランスを取り、且つ、現在の世の中の状況を鑑みながら、引き続き色んな方々からの実証を得てみようかと思っています。
というようなことも含めて、このブログは、「普段の私の雰囲気」で書いているのですが、最近は『小野さんブログを利用して、リクルートページでは伝えきれない想いをお伝えしていこう!』という試みが社内でじわりじわりと広がっているようで、今回はエンジニアリーダーから連絡がありました。
「小野さんのブログでエンジニア募集のことも紹介していただけますでしょうか。過去のブログを確認し、担当者コメントの表現も理解した上で用意してきました。3職種、お願いいたします!」
うーん、さすがエンジニアセクションのリーダー。
彼個人の性格というのもあるのでしょうが、実に合理的でスマートなやり方だと思いました(笑)
このブログでエンジニア募集のことを書くのは初めてですね。
書く...と表現しましたが、エンジニア担当者の準備がバッチリ過ぎるので私が書くことは何もありませんでした(笑)
それでは早速いってみましょう!
※「デザインスタジオ」と「マーケティングプランナー」募集のブログは『こちら』からご確認いただけます。
■堅塞固塁の名捕手・サーバーサイドエンジニア
あらゆる大規模なトラフィックを受け止め捌く名捕手です。
投手となるクライアントサイドと阿吽の呼吸で完全試合を目指してください!
■技術の指揮者・テクニカルディレクター
次々とタクトを振って技術を紡いで行く姿はまさに指揮者です。
ドキドキするような仕掛けを選びぬいた技術で繰り出して、大胆かつ繊細な演奏にしていきます!
■技術者の応援団長・エンジニアマネージャー
メンバーと共に切磋琢磨し、お互いに成長していくチームの応援団長です。
組織づくりやプロジェクト運営など技術面からもアプローチしていく世話好きな方はぜひ!
担当者コメントもなかなか考えてきたな~と思い
「サーバーサイドエンジニアのコメント【捕手】と【保守】をかけているのね(笑)洒落がきいているねぇ~」
「いえ、かけていません(真顔)。駄洒落とかおやじギャグ的なことは特に考えておりません(真顔)」
......まぁ、というように、色んな世代が幅広くいるラセングルです。
ゲーム創りはチームワークなので、世代の違いや価値観の違いすらも使い方次第では強みになりますよね。
50代のメンバーと20代のメンバーが、ゲームの仕様について議論する。
親と子ほど年齢が離れていても、共通のゲームのことで話し合える。
メンバーの様々な個性や特性、年齢や育ってきた環境の違い、経験してきた時代の違いが重なり合って、響き合わせて1つのゲームを創りあげて、世界中の人に届ける。
ゲームは、世代や国や時代を超えて、人と人の心を繋ぐことができるものだと信じています。
「ゲームを創りたい!」というお気持ちのある方や、『こちら』の募集要項にちょっとでも興味がある方は、ぜひ、ラセングルも候補の1つに加えていただき、ご検討いただけますでしょうか。
引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、第9回目は【Tunche】です。
3月3日は雛祭りでしたね。
日本で子供時代を過ごされた方であれば、直ぐにイメージや音楽が浮かんでくると思います。
子供時代に見聞きしたもの、昔話、童謡などって、不思議とずっと忘れないですよね。
【Tunche】は、ベルトスクロールアクションゲームです。
物語の舞台はアマゾンのジャングルで、【Tunche】と呼ばれる悪の存在を探す、少年・少女たちの冒険譚。
【Tunche】という単語に馴染みはなかったのですが、ラテンアメリカの民話などに出てくる森の悪魔だそうで、ゲーム内のストーリーで知ることができました。どこの国にも世代を超えて語られ続けている物語や唄があって、面白いですよね。
ベルトスクロールアクションゲームとして丁寧に作られていて、このジャンルを遊ばれた方であれば直ぐに空中コンボをバシバシ決められると思います。
キャラごとの特徴の違いを把握し、しっくりくるキャラを見つけ、通常攻撃や特殊攻撃、浮かせ技などを駆使して自分好みのコンボパターンを見つけていくのはこのジャンルの楽しみの1つですよね。
【Tunche】はベルトスクロールアクションではありますが、道中は完全な固定パターンではなく、雑魚敵の登場するパターンや入手アイテムなどは適度なランダム性が盛り込まれています。また、入手したアイテムの一部を持ち帰り、新しいスキルを覚えることでコンボの幅が広がるなどの成長要素もあります。
一方でボス戦は、ボスの攻撃パターンを覚えて、こちらの攻撃を与える隙を見つけていくオーソドックスなものがメインですが、これはこれで、より短時間で大ダメージを与えるパターン構築の楽しみがありますよね。
【Tunche】は、アクションゲームの部分が丁寧に作られていて安心して遊べますし、なにより、そのアートスタイルと手描き風のアニメーションが、圧倒的に魅力的でした。
どのキャラクターも物凄く可愛く描かれていて、アクションとアートの表現も絡み合い、戦っていても美しいです。待機モーションですら、全キャラ分、わざわざ眺めてしまいました(笑)
ストーリーもキャラごとに用意されていて、ゲーム内での会話シーンはもちろん、絵本や漫画の様なコマ割りで表現されるところもあり、【Tunche】とは何か、それぞれの少年・少女たちの冒険の結末など、美しいアート表現でキチンと最後まで描かれていました。
敵を倒して右に進んでいけばいいという、解りやすいルール。
シンプルな操作で、気持ちのいいアクション。
自分好みのコンボパターンやスキルの組み合わせを見つける、成長感、達成感。
とても美しく、魅力的なアートスタイルと、可愛いキャラクターたち。
少し不思議で、ちょっと切なく、でも笑顔になれる物語。
【Tunche】は、そんな体験をさせてくれるゲームでした。
それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
小野義徳 Twitter