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2022.01.18
社長の机
小野義徳の『社長の机』 第4回【Nova Drift】

※ディライトワークス株式会社で公開時の内容となります(現在、ディライトワークス社のゲーム事業は当社に承継されております)

みなさん、こんにちは。
ディライトワークス株式会社 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。

仕事始めから2週間程度過ぎましたが、みなさんの活動時間の正常チューニングは出来ていますか。

先日、仕事始めの日に社員の方々と初詣・年初祈願に行ってきました...が!

その日は東京で久しぶりの大雪っ!

大雪の初詣

新会社に切り替わる2022年において、この天候の洗礼も試練の"第一"として非防寒着のまま試練を受けてきました。

新会社の今後に向けての祈願も一考しましたが、まだコロナ禍が続く中では『社員・クリエーターのみなさんが健康第一で過ごせる事』を祈願しました。

まぁ、健康であれば、今後色々な事にチャレンジ出来ますからね。

なんばグランド花月

昨年末は久しぶりに大阪に戻っての年越しをしました。

ベタではありますが、なんばグランド花月で正月公演を家族で観るっていうルーティーンを行って「笑い」から年を始める事が出来ました。

「笑い」って、やっぱり偉大ですね。
心が色んな意味で解放されますし、「次」への意気込みへの充電も出来た気がします。

2022年、ラセングルは新しい出航をいたします。

私自身、過去の経験も活かしつつ、これからの新しいチャレンジも続けたいと思っています。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

現実でも、派手なネオンが溢れる表通りから一本路地を入って、ネオンの一部が消えているようなお店ばかりが並んでいる裏道を歩き始めると、急に心配になってポケットの中で携帯を握ってみたり(笑)

さて、第4回目は【Nova Drift】です。

むか~しむかし、RCカー(Radio-controlled car)の大ブームがありました。
必要なものを一式揃えると数万円になり、気軽に買える「おもちゃ」ではなく、当時少年だった方はお年玉とにらめっこした記憶もあるのではないでしょうか。

この「高価なRCカー」、おもちゃとは比較にならないほどの速度や出力がありまして、キレイにドリフトしながら8の字走行...などというのは猛練習の末にできるもので、素人には『狙った通りに真っ直ぐ走らせること』ですら難しいものでした(笑)

その後、「小学生でも買える価格」で「真っ直ぐ走るだけの車」を「俺だけのマシンにカスタマイズ」して競い合うおもちゃが大ブームとなっていきます。

RCカー

【Nova Drift】は、宇宙を舞台に、RCカーの様な操作で戦う、トップビューのシューティングゲームです。

操作の基本は、前進+左右旋回。
まさにRCカーを最初に操縦した日の様に、このゲームも『狙った通りに真っ直ぐ進むこと』ですら難しいです(笑)

狙った通りに真っ直ぐ進むことすら難しいので、最初は死なないことを優先するあまり、「ちょっと進んでは旋回。ちょっと進んでは旋回」...という様なダイナミックさに欠けるゲームに感じてしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、タイトルに【Drift】とあるように、RCカーの様な操作に慣れてくると、かなりスピーディーでダイナミックなゲームに様変わりし、スリルと快感の狭間で「ドリフトを決めながら、縦横無尽に宇宙で戦う」面白さが待っています。

また、操作感だけでなく、1ゲームのサイクル自体もかなりスピーディーで、敵を倒すことで自機や装備が物凄い勢いで強化されていきます。自機や装備の組み合わせ次第でガラリと戦い方も変わり、プレイヤーの好みにあった「俺だけのマシンにカスタマイズ」していく魅力もあります。

毎回「俺だけのマシン」を狙えるかというと、そんなことはなく、自機や装備はランダムで提示される複数の中から選択していく方式です。そういった「ちょっとした運」の要素が、スピーディーなゲームサイクルと、スピーディーなシューティングゲームに絡み合うことで、「思いもよらなかった機体と装備の組み合わせ」や「今までミサイル派だったけど、突撃型もいいな」という新しい体験を自然と促すようなゲームデザインにもなっていますね。

「俺だけのマシンにカスタマイズし、その実力を体験する」ために、何十時間も費やすゲームデザインでないからこそ、いろいろな組み合わせを試しては次、試しては次...と、どんどんプレイしたくなり、「あと1回だけ」からの「もう1回」、「次で最後」、「最後の最後の1回」...と、あっという間に時間が過ぎていくこともよくあります(笑)

自機や敵、UIなどもシンプルなデザインで統一されていて、シンプルなデザインだからこそ、宇宙で戦っているはずなのに、敵を倒して急速に強化される機体と装備の在り方は、まるで、池の中の魚とプランクトンの食物連鎖や、生物の進化を感じさせる様な美しさがありました。

画面が固定されているので「敵を撃って倒す」という目的が理解しやすい。
その中で「飛び続ける自機を制御し、自在に操縦できる」というスリルと快感。
圧倒的な殲滅力を手に入れ、移動と照準のコントロールから解き放たれる快感、全能感。
「俺だけのマシンにカスタマイズ」していけるプレイの幅と、組み合わせを試したくなる魅力。
それらがスピーディーなゲームサイクルでまとめ上げられ、成長を感じやすく、何度も遊びたくなる。

【Nova Drift】は、そんな体験をさせてくれるゲームでした。

それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

小野義徳 Twitter