みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。
最近、Nintendo Switch 2で『Cyberpunk 2077』を再びプレイし始めました。
あのナイトシティの空気、久しぶりに吸ってます。
最初に遊んだのはPS4版。でも当時はちょっと事情がありまして(詳しくはネットを検索すると出てきます)、途中で挫折してしまいました。
その後、PC版をクリアし、「やっぱり面白いな」と再確認。そして今年、Switch 2版が登場したことで、またナイトシティに帰ってきたわけです。
やっぱり、しっかり磨かれたタイトルは、どこで遊んでも楽しいですね。
ちなみにCD PROJEKT REDの『ウィッチャー』シリーズも、私にとって大好きなラインナップのひとつで、今でも『ウィッチャー3』は、マイ・ベストゲームのひとつです。
PSやPCで「よし!」と構えて遊んでいたタイトルを、オフィスや移動中でもすぐ続きが遊べるような完成度に仕上げてくれた開発チームには、素直に感謝したいです。
表現やパフォーマンス面ではPS5やPCとは違う部分もあるけれど、それ以上に「どこでもすぐにこの世界に飛び込める」という価値のほうが大きいと感じています。
そんな"社長の机"の上でCyberpunkをプレイしていたちょうどその頃、世の中では2年ぶりに阪神タイガースがセ・リーグ優勝を決めました!
そして何より、就任1年目の藤川球児監督の采配やリーダーシップには感服しています。
私もラセングルという船の「船長」を務めていますが、球児監督の言葉や姿勢から学ぶところがたくさんあります。
優勝の翌朝、社員が私のデスクにスポーツ紙の朝刊を全紙そろえて並べてくれていて......ちょっと感激しました(笑)。
別に「○○ハラ」みたいなものじゃないと思います(笑)。
こうやってみんなでちょっとした出来事を自然に共有できる雰囲気があるのが、ラセングルのいいところだなと改めて感じました。
社長と現場の距離感って、こういう場面にも現れる気がします。
この距離感は、社内で実施している「Game Jam」や「Hub Lab」にも表れている気がします。
「Hub Lab」は名前も運営の仕組みも新しくなり、以前よりも自由でフラットな場に進化しました。
ここでは、若手が持ち込んだアイデアを、ベテランがその場で直接レビューしたり、「じゃあ、こうしてみようか!」と一緒に改善策を練ったりします。
キャリアや年齢、所属セクションの垣根を超えて、短期間でゲームの核をディスカッションしながら形にしていく――
そのプロセスには、ラセングルらしい"人と人の近さ"が息づいています。
良いものを創るために、誰もがフラットに意見を出し合い、役職ではなく「クリエイター」として向き合う場になっているのは誇らしいですね。
そして、そのラセングルの空気を感じてもらおうと、先日社内のコミュニケーションエリア「Park」でオープン・カンパニーを開催しました。
「ラセングルで働いてみたい」
「ラセングルってどんな会社?」
「社長の机で書かれていることって、本当なの?」
そんな想いを抱く2027年度入社対象の皆さんに向けて、現場のクリエイターと直接ディスカッションをしてもらう機会です。
ありがたいことに多くの学生の方にご応募いただきましたが、全員をオフィスにお迎えするのは難しく、選考を通して約50名の学生の皆さんにお越しいただきました。
ラセングルは超巨大なスタジオではないので、どうしてもリソースは限られます。その分、一人ひとりとの対話ややり取りは濃密です。
参加された学生の皆さんからは、
「距離の近さが伝わった」
「仕事のイメージがより具体的になった」という声もいただき、こちらも勇気づけられました。
SONY Career Forumなどの各種イベントでも接点を作っていますが、こうしてオフィスで直接お話しできる時間は、ラセングルの"温度"を感じてもらえる特別な場だと思っています。
そこに共感していただけた学生の皆さんは、ぜひラセングルの扉を叩いてみてください。
もちろん、ベテランの中途クリエイターの方も随時募集しています。
一緒に、新しいモノを創っていきましょう。
サイバーパンクでナイトシティを歩き、阪神の優勝に喜び、Hub Labやオープン・カンパニーで"人の熱"を感じる――
そんな日々の中で、改めて実感しています。
「ゲームを作るのは人と人が力を合わせる仕事」だと。
これからも、新しい引き出しを増やしながら、これまでの経験も活かして、面白いものを創っていきたいと思います。
それでは、また次回の「社長の机」でお会いしましょう。
小野 義徳 X(Twitter)