みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。
同じ企業グループのアニプレックス20周年のイベントに行ってきました。
アニプレックス屋号となって20年の歴史は重厚で、とても感慨深いものがありました。
「あぁ〜あのタイトルがある!」、「このタイトルを出したのはアニプレックスだったかぁ〜!」といった想い出と驚きが交差するイベントでした。
クライマックスは音楽ライブだったのですが、ボイスキャストの方々ライブでボイスオーバーを披露してくださり、豪華な音の贈り物をいただいた音楽イベントでした。
ラセングルは単体で3年目に入りましたが、ディライトワークス時代を含めると10年の歴史ですね。
企業の運営年数を重ねるほど社長としての責任も増していくので、20周年を迎えるアニプレックスの偉大さに頭が下がります。
ラセングルも歴史を積み重ね成長していくために、仲間である社員と共に精進していこうと改めて心に誓いました。
そんなラセングルでは、共に歴史を積み重ねて頂く仲間を募集しています。
2025年度新卒入社のみなさんを対象とした 「Sony Group Career Forum 2025」のエントリーページがオープンしており、昨年同様ラセングルも出演します。
ソニーグループの仕事に興味のある方、そしてゲーム製作や運営に興味のあるみなさんはぜひ参加してみてください。
色々なソニーグループ企業の業態や風土などを知る事が出来る良い機会だと思います。
もちろん、ラセングルもエンターテインメント企業らしい「ドキドキ」を感じていただけるような内容を準備していますので、みなさんの参加をお待ちしております。
下記のリンクからエントリーが可能です。宜しくお願いします!
■Sony Group Career Forum 2025 ラセングル エントリーページ
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/Jobs/recruit/event/sonygroupcareerforum2025/division/#company17
※昨年の様子は『こちら』からご覧いただけます。
■株式会社ラセングル 2025年新卒採用サイト
ちょっとでも気になった方は、ぜひ扉をノックして頂けると嬉しいです。
そんなこんなで、社長業を精進するためにゲームプレイ(笑・ゲーム創りもしていますよ。)に精を出す日々を過ごしています。
久しぶりのプレイレビューですね。
さて、第37回目は【NeverAwake】です。
【NeverAwake】は、自動スクロール型のツインスティックシューターです。
操作性はシンプルで誰でも直ぐに遊べ、緻密に描き込まれたダークな雰囲気の敵キャラなども不気味な魅力があります。
ステージクリアのルールが独特で、『ソウル(と呼ばれるアイテム)を一定数集めるとクリア』になるため、早く集めることができれば早くクリアできます。逆に、ソウルが集めきれないと、そのステージを何度もループすることになります。
昔ながらの一般的なシューティングゲームでは、ステージごとに『最初と最後』が決まっているものが多かったと思います。また、全体を通しても、一度ゲームをスタートした場合、完全にゲームオーバーになるか、最終面をクリアするまで『やめ時』がなかなか見つけにくかったり。もちろん、やめ時を感じさせない様に設計されていたという背景もあるとは思います。
それに対して【NeverAwake】は、先ほどの『クリアのルール』を前提として、1ステージずつが短く、パッと始めてパッとやめることができ、今風だな~と思いました。
パッとやめることはできるのですが、次が気になって進めたくなる仕掛けとして、自機の強化とカスタマイズ、そして、結末が気になる世界観とストーリーがあります。
『自機』という表現を使いましたが、【NeverAwake】のプレイヤーキャラクターは戦闘機などではなく、悪夢の中を戦い続ける少女「レム」です。
現実世界の「本体のレム」は、病院のベッドで昏睡しています。
夢の世界の「本体のレム」は、四肢を鎖で縛られて、【NeverAwake】、目覚めない少女となっています。
彼女を縛り付けているのは、歯医者や野菜、同級生などの彼女のトラウマです。
それらが各ステージのボスとして、「戦うレム」の前に現れます。
歯医者や野菜という言葉の響きからは想像できないようなビジュアルで描かれた敵たちが、不気味ではあるのですが印象的でもありました。少女の目には、歯医者や野菜がこんな風に見えていたのでしょうね。
誰しも子供の時は、注射やピーマン、通学路で毎日吠えてくる犬、夕方にじ~っと見つめてくる猫、大きなクラクションを鳴らして通り過ぎるトラック...などなどが、不思議な世界の生き物や、不気味で恐ろしい化け物に見えていた時期があったのではないでしょうか。もちろん私もありました(笑)
【NeverAwake】では、上記の世界観をベースにしたストーリーもよかったです。
ステージを繰り返していくと、アルバムや日記が埋まっていき、考察が深まり、どんどん進めたくなりました。
少しずつ紐解かれるレムの思い出や心の内に、胸が痛くなります。
そして、この少女のことが心に引っかかり、『パッと始めてパッとやめることができ、今風のシューティングゲーム』なのですが、夢中でやり続けてしまいました。
ちなみに、マルチエンディングです。
世界観やアートワーク、ストーリーも魅力的なゲームですので、シューティングゲームが苦手な方はオプション設定の『オートエイム』も併用してもいいかもしれませんね。
【NeverAwake】は、シューティングゲームでストーリーを体験できる魅力と合わせて、『大人になると、「自分の中にある不思議な世界」を観る力が薄れていくのは、少し寂しくもあるな~』という気持ちを思い出せてくれました(笑)
それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
小野義徳 Twitter