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2023.02.20
社長の机
小野義徳の『社長の机』 第27回【Alina of the Arena】

みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。

世界の情勢・状況がまだまだ不安定な中ですが、エンターテインメント業界の世界中のイベントが復活し始めています。

先日、2019年以来 久しぶりに台北ゲームショウへ行ってきました。

会場への来場者は全盛期のカオス状況な激混みにはなっていませんでしたが、十分に台北ゲームショウが通常運転へスタートをきった印象を受ける事ができました。
大手パブリッシャーはもちろん多くありましたが、インディペンデント系のスタジオ、クリエーター達が数多く出展、展示、実機試遊ビルドを出していたことには、台湾クリエーターの方々の変化として感じることが出来ました。

Fate/Grand Orderも、現地協力パブリッシャーの方の元でブース出展・ステージ展開をして頂きました。
多くのマスターの方々もイベントに参加して頂き大変感謝、感謝でした。

で、日本に戻ってきましたら早速「Sony Group Career Forum 2024」という2024年度採用へ向けた学生向けのオンラインセッションに参加してきました。

2022年にラセングルはSony Music Entertainment Japan/Aniplexのグループに入りました。

その経緯で、この度SONYの新卒採用へのプログラムに参加する運びとなりました。

当日は、オンラインを通じてですが、学生の皆さんとの質疑応答を始めとして、ラセングルの内部の状況の説明や、研究開発中の技術DEMOをご覧頂いたりして、私自身は楽しく「ラセングル」を伝えさせてもらいました。
他のSONYグループのセッションでは、社長が出る、っていうのは、あまりなかった様なので、ラセングルのセッションだけ「おじさん」臭を放っていた感じは否めませんでしたが。。。

多くの学生の方々からのプレエントリーをお待ちしております。

あっ、無論、中途採用も引き続き行っていますので、『こちら』からも是非アプローチをしてみてください。
※募集職種一覧は『こちら』からご確認いただけます。

さて、第27回目は【Alina of the Arena】です。

【Alina of the Arena】は、カードを使用して敵と戦うデッキ構築型バトルゲームです。

主人公の『アリーナ』は、地下闘技場で観客のヤジを浴びながら獣と戦う剣闘士です。
バトルはターン制で、デッキからカードを引き、そのカードと必要なコストを消費して攻撃や移動などをしていきます。

基本的に手札とコストは次のターンに持ち越せないため、上手く使い切るように立ち回りの最適解を考えて実行していくことになります。

キャラクターごとに初期デッキがありますが、バトルに勝利すると欲しいカードを選ぶことができ、また、道中のショップなども利用して自分のデッキを拡充していきます。武器も様々な種類があり、リーチは長いけど弾切れがあるボウガンや攻撃力はあるけど『疲労カード』が手札に入ってしまう両手剣など、カードや敵、そしてプレイスタイルとの相性があり、強化していくか、持ち替えるか、捨てるか...を考えるのも序盤の悩みどころです。

野球やサッカー、バスケットボールやテニス...などなど、これまで『観たことはあるスポーツ』に、いざ選手として参加してみると思っていたよりコートが広く感じることを経験された方も多いと思います。
流石に『剣闘士』の経験をされた方はおられないと思いますが(笑)、学校の授業で剣道や柔道を経験された方もおられるのではないでしょうか。

【Alina of the Arena】でも、闘技場は客観的に観ると狭いのですが、いざ自分が『アリーナ』として獰猛な獣たちと一緒に中に放り込まれると、想像以上に広く感じます。
この空間の中で、『どこに移動するのか』、『敵を引き寄せるのか』...など位置取りを工夫して、沢山の敵を同時に倒すことができるとスカッとします!
また、観客の驚きや興奮で沸く声援も個人的には嬉しいですね(笑)戦闘で観客たちを魅了することができると武器やアイテムが投げ込まれることがあり、それを移動して拾って、戦闘で使うこともできます。

見応えのある勝利を達成すると大歓声が沸き、投げ込まれた大量のコインが雨のように頭上に降り注ぎます。このコインを使って、さらにデッキや武器を強くしていけます。
【Alina of the Arena】では、こういった勝つだけなく観客を魅了する『剣闘士』としての快感にハマっていくと、より強い敵を倒しに行きたくなってきます(笑)

運の要素もありつつも、じっくりと頭を使って考えるバトルシステム、癖になる観客の興奮と賞賛や歓声、さらに「新しいカードも試してみたい!」という気持ちも加わって、ついつい何度も『剣闘士としての戦い』を続けてしまう...【Alina of the Arena】は、そんな体験をさせてくれるゲームでした。

それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

小野義徳 Twitter