みなさん、こんにちは。
株式会社ラセングル 代表取締役社長の小野義徳(おの よしのり)です。
前回のブログでも触れましたが、AUTOMATONにおいて弊社の事務方、開発キーマンのインタビュー記事を今月頭まで4回に渡って連載をしました。
私も超久しぶりにメディアインタビューを受けました。
過去からの開発姿勢とか、これからのラセングルという会社のヴィジョンをかなりのロングインタビューにはなりましたが喋らせて頂きました。
ラセングルってどういう指針で開発や会社運営が動いているのかなぁ〜と、興味を持っていただけると嬉しいですね。
■第1回
「リモート率93%」「地方でも都市圏なみ給与」『FGO』のラセングルはリモートワークに本気。その理由とは
https://automaton-media.com/articles/hiring/20221006-221552/
■第2回
『FGO』開発運営のラセングルが超大規模求人募集。『FGO』の運営体制から今後の野望まで、キーパーソン4人に"ラセングルの現在とこれから"を訊いた
https://automaton-media.com/articles/hiring/20221020-223196/
■第3回
新生ラセングルが狙うは、『FGO』に並ぶ自分たちの代名詞。歴戦クリエイターたちがいま求める「挑戦者」とはどんな人
https://automaton-media.com/articles/hiring/20221027-224067/
■第4回
小野義徳氏は、なぜラセングル社長になったのか。小野氏から見たラセングルの外と内、そして見えてきた "面白い現在地"
https://automaton-media.com/articles/hiring/20221102-224547/
インタビューをご覧になって「新しいゲームを創ってみたい!挑戦してみたい!」という方や、『こちら』の募集職種一覧に少しでも興味がある方は、ぜひ、ラセングルも候補の1つに加えていただけますでしょうか。
※募集職種一覧は『こちら』からご確認いただけます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、第23回目は【Unpacking】です。
【Unpacking】は、2022年11月2日で一周年を迎えたとのことです。
公式Twitterでは100万本以上を売り上げ、185ヶ国でプレイされているとのデータが紹介されていました。
【Unpacking】は、引っ越しの荷解きをテーマにしたパズルゲームです。
段ボールを開封して、出てきたモノを新しい部屋に配置していく。
本は本棚へ、服はクローゼットへ。パソコン関係はデスクにセットアップ。
完成すると写真が撮られ、次のステージ=新しい部屋へ進んでいきます。
最初は子供部屋から始まり、アパートか寮、ルームシェア...と、荷物の持ち主である女性のライフステージに合わせてどんどん進み、複雑になっていきます。
【Unpacking】はパズルゲームではありますが、「頭をひねる」、「正解して興奮!」といった類のものではありません。
公式では『Zen Puzzle(禅 パズル)』と紹介しています。
プレイヤーは、リラックスして、でも集中して【Unpacking】を遊ぶ中で、自分を豊かに見つめ直す...そういう時間と体験が提供されています。
正解は一つではない難しくないパズルゲームで、テキストは少ないのに、ステージごとに増えていくモノや部屋で鮮やかにストーリーを語る演出は感動的でもありました。
子供の時からのお気に入りのぬいぐるみ。
卒業旅行のお土産の置物。
その時々のゲーム機とソフト。
段ボールから出てきた時に、グラフィックのない「主人公の女性」の存在を感じると共に、(もちろん私は男性ですが)自分自身の過去のライフステージが懐かしく思い起こされました。
「引っ越し」という共感性の高いテーマで、ほぼテキストを使わず、一目で何をするのかが解るゲームデザイン。【Unpacking】が世界中で多くの方々に愛されているのも、配信などで人気なのも納得です。
配置の仕方にプレイヤーの拘りが出るので、プレイを見るのも見せるのも面白いですしね。
私の場合、「鞄は...部屋の床に置くのでもいいか」と思ったのですが、それだとクリアになりませんでした(笑)
食器の重ね方、本の並べ方...などなど、「自分ならこれでOK!よし、クリア判定になっているぞ!」と思いつつも「家でこの置き方したら許してくれないだろうな~」と家族の顔がちらついたり(笑)
【Unpacking】はピクセルアートで描かれていて、プレイヤーの年齢によっては『昔のゲーム機が、ゲーム機だと解らない』というような状況になることもあるそうですが、私の場合『ゲーム機』に関して迷うことは全くありませんでした。
...が、ピクセルアートで描かれた『キッチンスポンジの入った袋』が、最初、何を表現しているのかよく解らず、スポンジを持って新居をウロウロし、ベッドの上や本棚に配置を試したりしたので、もし第三者が観ていたら、さぞ滑稽なシーンであったと思います(笑)
それでは、次のゲームが呼んでいるので、今回はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
小野義徳 Twitter